内容説明 |
米Kapp KDC-6000原盤。
アメリカの女流ピアニスト、アン・シャイン(1939-)はワシントンに生まれ、アンドレ・ワッツをも輩出したボルティモアのピーボディ音楽院でブゾーニ門下でポーランド人ピアニストのミエチスラフ・ムンツに師事、またアルトゥール・ルービンシュタインやマイラ・ヘスにも学んでいる。当時は、あのヴァン・クライバーンと並び称されるほど華々しく活躍した。当録音は20歳のシャインが、2度目のヨーロッパ楽旅の際にレコーディングしたもので、同時に「ショパン/ピアノ協奏曲第2番」も録音している。このラフマニノフの難曲を、テクニカルな面や重厚さはないものの、実に清潔感あふれるタッチで聴かせており大巨匠たちの演奏とは一味違った魅力に溢れている。
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