内容説明 |
独Columbia 33WCX509原盤。
サヴァリッシュの当録音は作曲者カール・オルフ監修の下に進められた、いわゆる作曲者の全信頼を得た演奏と言えるもの。1967年録音のオイゲン・ヨッフム盤、1973年録音のクルト・アイヒホルン盤もオルフ監修下であるが、その先駆けとなっただけに当録音はオルフの意図が反映された演奏であったという見方もできる。現在では特に冒頭の「O Fortuna」が多方面に使用されてある意味ポピュラー化しているが、この演奏ではドイツ音楽としての解釈を基盤としたものを感じさせる。
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