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J.S.バッハ/ブランデンブルク協奏曲(全6曲) シュヒター
J.S.バッハ/ブランデンブルク協奏曲(全6曲) シュヒター
レーベル名
CATHEDRAL
品番
CAT-1004/5 (2CD)
内容
J.S.バッハ/ブランデンブルク協奏曲(全曲)
演奏者
ウィルヘルム・シュヒター/
ハンブルク室内O.
(ハンブルク北ドイツ放送SO.団員)/
ベルンハルト・ハーマン(Vn)/アドルフ・シェルバウム(Tp)/ゲルハルト・オットー(fl)/ヘルムート・エッゲルス(ob)/フェルディナンド・コンラッド(Rec)/ハンス=マルティン・リンデ(Rec)/ハインツ・ベルンスタイン(Cem)
録音
1955年 ハンブルク
内容説明
独Odeon 80525/6原盤。
ウィルヘルム・シュヒター(1911-1974)はボン生まれで、ケルン音楽院で指揮をヘルマン・アーベントロートに学んでいる。1957年にカラヤンとベルリンPOの来日公演に副指揮者として同行しており、11月21日の仙台公演のみ体調不良(とされる)のカラヤンの代わりを務めてドヴォルザークやストラヴィンスキーの熱い演奏を聴かせた。NHK SO.の常任指揮者であった事は無論有名で、生演奏に接したファンも多くいるであろうが、レコーディングされたものについてはあまりにも陽の目を見ていない。おそらく一番有名な録音は東芝に入れたNHK SO.との黛敏郎の作品「涅槃交響曲」ではないだろうか。しかし海外盤で多くの録音を残しており、独Imperialには北西ドイツPO.との多くの名演が盤に刻まれている。また英ColumbiaにもフィルハーモニアO.とのいくつかの録音がある。このバッハはハンブルク室内O.との珠玉の名演である。どっしりとしたテンポ設定の的確さは師匠のアーベントロート譲りである事を思わせ、厳しい音楽創りから生まれる重厚さは、バッハの音楽の神髄を痛いほど感じさせる。ここでのハンブルク室内O.は北ドイツ放送SOのメンバーから成っているらしいが、ソロでの巧さはさすがにドイツ屈指のオーケストラの名手たちである。またリコーダーにカール・リヒターやコレギウム・アウレウムなどとの共演で名高いハンス=マルティン・リンデ、トランペットにカラヤンやミュンヒンガーの「ブランデンブルク」の録音にも参加しているアドルフ・シェルバウムを擁しているのも魅力。鬼より怖い(らしい)シュヒターの厳格なリハーサルを積み重ねたであろうこの録音には紛れもなく古き佳き時代の響きが息づいている。
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¥ 3,600(税込)
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