内容説明 |
英Columbia 33CX1475原盤。
1968年にスイス・ロマンドO.の初来日に伴い、アンセルメと共に同行したクレツキだが、フランス系レパートリーを中心としたアンセルメのプロに対し、クレツキはベートーヴェンやワーグナーなどのドイツ系レパートリーのプロが中心(ロシア系プロは2人で振り分けた)であった。クレツキにとってはSupraphonのベートーヴェン全集でもわかるように、ドイツ系作品は最も重要なレパートリーである。シューマンは後に再録音も果たしていないので、この全集は偉大なる名匠クレツキを語る上で貴重な遺産である事は間違いない。<廃盤>
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