| 内容説明 |
英Columbia 33CX1449原盤。
シューマンのアニヴァーサリー・イヤーに一気に録音された全集だが、この「第２番」が特に優れている。無論、セッション録音だがライヴ感覚あふれる素晴らしい演奏で、中でも第１楽章は次第にテンションが上がっていく様が迫力満点。堅実な音楽創りの印象が強いクレツキの意外な即興性が垣間見れるかのようだ。まさにオーケストラをドライヴさせる醍醐味が味わえるこのシューマンは実に魅力的。ナチスに肉親を殺害され、精神的にも破綻をきたしたといわれるクレツキがシューマンの音楽に共感を持ってここまで神々しい演奏を極めた最高のシューマン。＜廃盤＞
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