内容説明 |
米Remington R-199-127原盤。
ミシェル・オークレール(1924-2005)はパリ生まれのフランスのヴァイオリニストで、パリ音楽院でジュール・ブーシュリに師事し、後にジャック・ティボーの教えも受けた。録音はPhilips傘下のFontanaレーベルに数種残されており、メンデルスゾーンやチャイコフスキーなどの有名なものが含まれている。また米Remingtonにも幾つか録音しており、当盤もその1つ。マスターとなるLPの経年の劣化やRemington特有のノイズもありながらも、このヴァイオリンを鳴らし切った熱演は充分に聴き手に伝わるし、何よりオークレールのブルッフというだけでも貴重音源だ。なおオーストリアSO.はウィーン・トンキュンストラーO.である。
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