内容説明 |
英Columbia 33SX1009原盤。
アルチェオ・ガリエラ(1910-1996)はミラノ生まれのイタリアの指揮者。生地の音楽院でピアノや作曲を学び、1932年から母校で教鞭を執っていたが、1941年にローマ聖チェチーリア音楽院O.を指揮してデビューを飾った。第二次世界大戦が勃発してからはスイスに亡命し、1945年にルツェルン音楽祭への出場を皮切りに演奏活動を再開した。1950年から1951年にかけてメルボルンSO.の音楽監督、1957年から1960年までジェノヴァのカルロ・フェリーチェ劇場の指揮者、そして1964年から1972年までストラスブール市O.(現ストラスブールPO.)の首席指揮者として活躍。
オーケストラ作品のみならず、オペラでも多くの録音を残したガリエラの得意のレパートリーでもあるヴェルディの珠玉の「序曲集」は、この指揮者の魅力が詰まった1枚。
|